「ちょっとお伺いしますが、ドアのノブとドアクローザーを交換したらいくらかかりますか？」と、料金の問い合わせの電話をいただきました。
現場は那覇市内の一軒家。
現在使っているノブのキーの種類や、ドアクローザーのメーカーをお聞きして、
だいたいの見積額を提示しました。
「えー！それぐらいで収まるんですか！もっとかかると思ってました！」と、お客様。
鍵屋の仕事で１０万、２０万なんて仕事めったにないですよ。
ノブとドアクローザーの交換でそんなにもらえたらうれしいですけど、
ぼったくりと言われるでしょうね。
「ぜひお願いしたいのですが、時間の都合がつかないので、時間が出来たらまた電話します」と
その日の問い合わせの電話は終了しました。
１０日以上経ったある日、
「先日問い合わせした○○ですが、時間の都合がつきましたので出張お願いします」と、電話がありました。
数秒間フリーズして、誰だったかな～と記憶を呼び起こし、
「あ～、はいはいはい、那覇の○○さん、ありがとうございます！」
すっかりこの件は流れてしまっていたと思っていました。
依頼いただけてよかったです。
こちらが古いノブです。
メーカーはアルファです。
古すぎて現役で使われているノブを見ることはめったにないですね。
ドアクローザーの本体は取れてしまってます。
交換作業に入る前に、ドアが正常に閉まるか確かめてみると
ドアの下辺がドア枠に擦っていて閉まりません。
ドア枠の下辺に擦った跡が広い範囲でありました。
原因は蝶番です。
蝶番の動きをよくするため？に使われているワッシャー状のプラスチック部品がすり減って
ドアが全体的に下がってしまっているため、ドアが枠に擦れてしまうんですね。
ドアを加工し、ドアがちゃんと閉まるようにしてからドアクローザーを交換しました。
ノブも交換しました。
お客様に動作確認してもらうと、
「おお～！全然違う～！ちゃんと閉まる～！」と感激していらっしゃいました。
「いままではドアを閉めるとき、バンバン足で蹴ってたからね」ともおっしゃってました。
これからは蹴らなくて済みますね。
ドアにも足にも優しい生活が送れます。
ご利用ありがとうございました。
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沖縄県宜野湾市のカギ屋さん
宮里カギ店
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