LAMP シリンダープッシュ錠 交換(浦添市)

LAMP 木製引違戸 浦添市のお客様から、カギがないから付けて欲しいとの依頼です。
現場確認に行くと、木製のカウンターの引違戸で、
戸の上部に穴があいていました。
戸を外して裏側を見ると以前付けられていた錠前の
金具が残っていました。
おそらく何ならかの理由でシリンダー部分が取り外されたのでしょう。
穴の直径や戸の厚さ、金具のサイズなどを測って店に帰り、各種メーカーのカタログから合うものを探し出しました。
スガツネ工業の「LAMP キー差込施錠式シリンダープッシュ錠 2110M」でした。
LAMP シリンダー取付 本土発注で且つ年末年始をはさんでしまったので
納品まで1ヶ月近くかかってしまいました。
「取付用の穴が開いているからすぐに作業は終わるだろう」と思って現場に再び行きました。
ご覧のとおりシリンダーはすぐに取付完了。
受け用の金具もサッサと交換して早く帰ろうと思っていましたが、そうはいきませんでした。
キーを鍵穴に差込み、鍵かけをしようとしてもかかりません。
なぜだ?
LAMP ストライクずれ シリンダーを外して戸をきっちりと閉めて貫通穴を覗いてみると・・・・「受けの金具がずれているじゃないか~!」
シリンダーが外されている理由がわかりました。
受けの金具の位置がずれている
     ↓
カギがかからない
     ↓
カギがかからないのならシリンダーを外してしまえ
といったところでしょう。
LAMP ずれ調整 ちゃんとカギがかかるように受けの穴を棒ヤスリで広げていきます。
金具を留める木ネジの穴も当然ずれているので、
錐で穴をあけなおして金具を留めました。
LAMP 施錠 金具を付け直し、施開錠の確認をして完了です。
写真はシリンダーが引っ込んだ施錠状態です。 
軽く見ていましたが結構手がかかった仕事でした。
油断はいけませんね。勉強になりました。
ご利用ありがとうございました。