EPO ノブ錠の交換(宜野湾市)

EPOのケース宜野湾市内のお客様から、カギの交換の依頼です。
アルミのドアに古いノブがついていました。
ケースのフロントには「EPO」の刻印。
BS(バックセット)=64mm。
このEPOの錠前は廃盤になっており、入手できませんので
他のメーカーの錠前と交換になります。
ただ、EPOのケースは幅が狭く、
他のメーカーのBS=64mmのケースを使用しようとすると、
ケースを入れる切欠を大きくしなければなりません。
ドアの中を覗いてみると、現在の切欠のすぐ上下に
板が入っているので、これを切って取り除こうとすると
かなりの労力になります。
いろいろ考えて、アルファのBS=100mmのノブ錠と交換することにしました。
新旧ケース左がEPOのケース、右がアルファのケースです。
ケースの幅は同じですので、
戸先のケース入り口用の切欠は加工の必要がありません。
BSが64mmから100mmに変更になるので、
ドアの貫通穴の加工が必要になりますし、
既存の貫通穴を隠す必要があります。
そのため、アルミの板を取り付け、新たに貫通穴を
開けることにしました。
アルミ板 取付アルミの板を取り付けたところです。
リベットで留めました。
内側・外側の両方とも取り付けました。
穴あけ 完了貫通穴を開け、アルファのケースを入れてみたところです。
ちょうどよい位置に穴を開けることができました。
穴あけの位置決めが大事ですね。
ノブ錠 交換終了ノブを取り付けて完了です。
今回の交換は初めてのパターンでしたので、
勉強になりました。
ご利用ありがとうございました。
沖縄の古い住宅・アパートでは、
いまだ「EPO」の錠前が使われています。
このような加工をして新しい錠前と交換することができます。
お宅のノブ錠が「EPO」でしたら、お電話ください。
宮里カギ店  TEL.098-892-4273