ノブ錠からレバー錠へ変更(北中城村)

さて、問題です。
下の写真の切欠には、どこのロックメーカーの
なんという型式の錠前がついていたのでしょうか?
切欠
 
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正解は、こちら。
HMW-3 
ミワのHMW-3 BS=64でした。
鍵の調子が悪いと、お客様がご自身で取り外しておいたそうです。
ご依頼の内容は、ノブ錠ではなく、レバーハンドルのものに変更ほしいとのこと。
カギかけはできなくていいとのことなので、
シリンダー・サムターンなしのタイプになります。
ドアへの加工が少なく容易に交換できるものはなにかなと、
各メーカーのカタログとにらめっこして選択したのは、
ミワの木製ドア用レバーハンドル空錠 WLO20(SV) BS=64です。
決め手はフロントのビスピッチがHMは120mm、
WLOが119mmと1mmしか違わないので
フロント部分の加工をしなくても良いからです。
製品が入荷し、交換作業に伺いました。
レバーハンドルの丸座が入るように、少し切欠を大きくしました。
切欠 拡大 
HMの切欠を隠すためアルミ板でエスカッションを作っておき
持っていきました。
アルミ板の四隅を木ネジで留めました。
レバー空錠 取り付け 
この部屋のドアを使用するのはご高齢の方で、
ご家族がレバーのほうが使いやすいだろうと
注文をくださいました。
高齢になると握力が落ち、
ノブを握って回すという動作がやりづらくなるので、
レバーハンドルにするのは
一種のバリアフリーリフォームになるのかもしれません。
今回も勉強になりました。
ご利用ありがとうございました。
宮里カギ店
宜野湾市野嵩2-35-3
TEL:098-892-4273