宜野湾市内のお客様からの依頼です。
「バイクの鍵をなくしたので作ってほしいんですけど」
「バイクのメーカーは何ですか？」
「アプリリアというメーカーです」
アプリリアといえば確かイタリアのバイクだったなあ、
と思い出し「なんとかできると思います」と返答。
ブランクキーが在庫してなかったので
待っていただくことになりました。
このメーカーの鍵を作製するのは初めてなので、
その間にいろいろと調べておきました。
今はインターネットがあるので便利です。
バイクは「aprilia RS250」というレーシングタイプでした。
かっこいいです。
シリンダーは3ヶ所。
一つめはイグニッション。
普通の鍵穴は、シリンダーの中心に差し込む穴があるのですが、このシリンダーは中心から外れたところに穴があります。
分解して構造を見てみたいですが、それはできません。
2つめはガソリンキャップ。
3つめはシートの後ろにある小物入れ用のシリンダー。
3ヶ所は同一シリンダーになっています。
キーブランクはK237。
鍵穴を覗いて、タンブラーの数、段差などを確認し
鍵を作って行きます。
何のデータもないので、いろいろとデータを取りながら
作業をしていきます。
インターネットで集めた資料も参考にし、キーマシンで
キーブランクを削っていきます。
鍵が完成し、ガソリンキャップが開きました！
イグニッションも小物入れ用のシリンダーもスムースに回りました。自分が思っていたより時間はかかりませんでした。
いつもながら、鍵が完成するとほっとします。
今回も勉強になりました。
ご利用ありがとうございました。
