「どうやってもドアが開かないので、開けてください」と
電話が入りました。
現場は宜野湾市内のとある施設。
施設管理担当の方がバールで開けようとしたが、
開かなかったそうです。
カギは正常に動くので、ロックはされていません。
室内外には窓から出入りできるので、
出たり入ったりしてドア周りを入念に調べます。
問題はレバー付近にありそうです。
原因がわかったので、ドア開け作業開始です。
はい、開きました！
決して力ずくではありません。
経験と知識がものをいいます。
（と、偉そうなことを言いましたが、まだまだ経験が足りません。
沖縄の皆様、もっと私にカギの仕事の経験をつませて下さ～い）
原因は、ドア枠についているはずの金具がなくなっており、
本来穴があっていはいけないところに穴があるので、
そこにラッチが入り込んでいるためでした。
上の写真のレバーを動かしてもラッチは引っ込みません。
このままドアを閉めてしまうとまた開かなくなってしまうので、
穴をアルミの板で塞ぎます。
ちょうどよい幅のアルミ板が車に積んでありましたので、
切断してネジ穴を開け取り付けしました。
これでドアが使えます。
ご利用ありがとうございました。
宮里カギ店 ＴＥＬ．０９８－８９２－４２７３
